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ポニョのモヤモヤを分析してみた   /   20080729Tue  00時 58分 52秒
ポニョを見た後のモヤモヤ感ていうかポニョポニョ感がどうにもこうにもドロ~と残るので、今日は時間を見つけて分析とかしてみてた。

ネタバレあるよ。







宮崎駿の名作と呼ばれているであろう作品は、色々ととっ散らかしながら物語が進んでいくんだけど、最後に収束していくんだよね。
というか、気持ちの良い物語ってそういう作りになっている事が多いと思うんだ。
いろんな謎や、伏線があって、最後に全部スッキリするっていうのは気持ちがいい。

例えば魔女の宅急便なんかでも、中盤頃まではキキの慣れないながらもなんとかうまく行っている日々が、わりと散文的に淡々と描かれているんだけど、突然の絶望とソレの乗り越えによって、収束していく。
(ていうか、その為に色々な事柄を淡々とした中に描いているんだろうから、作り方としては逆なんだろうけど)

でもポニョは、収束しないんだよねー。だからまあ、ある意味では気持ち悪い。
謎が投げっぱなしっていうか。
でもこれはエヴァとか千と千尋の神隠しにもあったと思うんだ。
ここ10年くらいのアニメでは不思議でもなんでもない。よくある。

逆にポニョが強烈に「変」な物語であるのは、
まきこまれ型の物語じゃないって事だと思うんだよね。

今までの宮崎駿作品の物語には、主人公が何かに巻き込まれる状況っていうのがあると思うんだ。
例えばラピュタなんかは、最初に「女の子が空から降ってきた」時点からものすごい勢いで状況に巻き込まれていく。
トトロでも、メイの暴走にサツキが巻き込まれていく。
謎投げっぱなしの千と千尋でも、千尋は止む無くという状況でお湯屋で働く事になる。
宮崎駿作品じゃないけど、エヴァのシンジくんも、突然父親から「乗れ!」とか「帰れ!」とか言われてとことん巻き込まれていく。

でもポニョは最初にポニョに会った瞬間に「ポニョは僕が守る」という自分の強い意志を明示して、その意思の基に行動を行う。
そしてこの後の行動も、全てがポニョの為ではないとはいえ、全て自分の意思で行っているんだよね。
状況とはあまり関係なく、主人公がどんどん動く。
これがもの凄い違和感として迫って来るんじゃないかなー。
(船で出て行くシーンで、「え?待ってればいいじゃん!」て思わなかった?俺は思った)

逆に、5歳の子供がどんどん進んでいく中で謎があって、それが解決しない事は、むしろ自然というか、5歳の子供にとって世の中は謎ばかりだろうから、演出としては素直な演出の結果なんじゃないかなーとすら思う。

入り口がそもそも違うんだから、普通の演出と違った、違和感のあるものになるのも、ある部分では納得いくんだよねー。





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